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Python の関数はコードの始まりと終わりを示すための明示的な begin と end や波括弧を持ちません. 区切り文字はコロン (:) とコードそのもののインデントです.
def buildConnectionString(params): """Build a connection string from a dictionary of parameters. Returns string.""" return ";".join(["%s=%s" % (k, v) for k, v in params.items()])
コードブロックはインデントによって定義されます. 「コードブロック」というのは, 関数, if 文, for ループ, while ループなどなどについて言っています. インデントを付けることでブロックを開始し, インデントを解除することで終了します. 明示的な括弧やキーワードはありません. ということは, ホワイトスペース (空白類) が重要で, 首尾一貫していなければなりません. この例では, 関数のコードは (doc string を含めて) 4 つのスペースでインデントされています. 4 つのスペースである必要はありませんが, インデント幅は首尾一貫している必要があります. インデントされていない最初の行は関数の一部ではありません.
Example 2.6, “if 文” は if 文を使ったコードのインデントの例です.
def fib(n): print 'n =', n if n > 1: return n * fib(n - 1) else: print 'end of the line' return 1
最初のうちは拒否感を持ったり Fortran に似ていて嫌だと勘違いしたりするかもしれませんが, そのうちに馴染んで利点が分かるようになります. 1 つの大きな利点は, インデントをコードスタイルではなく言語仕様にしてしまうことで, 全ての Python プログラムが似通って見えることです. このおかげで他人の Python コードが読んで理解しやすくなります.
Python は改行 (carriage return) を文の区切りに使い, コロンとインデント付けをコードブロックの区切りに使います. C++ と Java はセミコロンを文の区切りに使い, 波括弧をコードブロックの区切りに使います. |
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